スーパーやデパートのほとんどの場所には、お惣菜コーナーがあります。忙しい主婦にとって、購入して自宅でチンすればいつでも食べられるお惣菜は心強い味方。
そんな主婦の味方・お惣菜作りや販売のバイトも学生向きの仕事。実は私も高校時代にお惣菜の販売のバイトをしていました。その頃の事も含めてまとめています。
お惣菜コーナーでのバイトって何をするの?
スーパーやデパートには必ずあるお惣菜コーナー。このお惣菜バイトは学生(高校生)はもちろん、大学生や主婦など幅広い年齢の方が働いています。高校生の場合、難しい調理の仕事は大人(正社員)が行い、学生は出来上がったお惣菜をパックに詰めてシールを貼り、お店に並べる仕事がメインです。
またお店に立ってお惣菜を売る(レジ)仕事も任されます。職場によっては、コロッケを揚げるなど簡単な仕事を任されるケースもあります。
食品を扱う仕事なので衛生面にはかなり気を遣っており、髪形や爪の長さなど事前にチェックが入ります。ネイルアートをしてお店に立つような方は向いていません。
販売の仕事は学生向き
実際にお惣菜バイトでは販売の仕事を主に行っていました。忙しい年末年始を中心にバイトをしていましたが、顧客がとにかく多いので的確にレジをうち、計算間違いをしないように気を付けなければならなかったのを覚えています。レジの打ち方や接客の基本など必要なことはその都度、現場で教えてもらっていました。
笑顔で精いっぱい接客したところ、近所の方から「あなたは笑顔が可愛いわねえ。接客向きじゃないの?」と言われて嬉しかったです。接客・販売は力仕事ではなかったため、お惣菜バイトは学生向き(高校生も可)です。
お惣菜作りのバイトは時給がいいの?残業はある?
当時のバイト代を詳しく覚えていませんが、地方のスーパーでのバイトだったため時給自体はあまりよくありませんでした。ただお正月に雇用主の方からお年玉を頂けて感激したことはよく覚えています。
都内の場合、時給1,600円を提示する求人もあるようですが平均額は約1,000円前後。1日8時間働けば8,000円、10日で80,000円となります。肉体労働ではないため妥当な時給だと思います。
残業は基本的にありませんでしたが、さすがに12月30日・31日は人が多く、2時間ほど残業した記憶があります。勤務する職場にもよるので、気になる方は事前に残業の有無を確認しておくと安心です。
料理が得意じゃないと出来ないのでは?
私の経験したバイトでは学生に調理をさせることはなく、あっても冷凍コロッケを揚げたりパック詰めする程度の作業しか任せてもらえませんでした。料理ができないとお惣菜バイトができないのではないか?と心配する必要はありません。
もし心配なときは「実際に調理するのですか?料理が苦手なので難しいです」とハッキリ言っておく方がよいです。
この仕事で身につくスキルは?
お惣菜の調理をする機会があれば料理のスキルがアップするのはもちろん、個人的に勉強になったのは手指の消毒や衛生面の管理。私は手の洗い方がかなりいい加減でしたが、正社員の方から手指の洗い方を教えてもらいました。洗うだけではなく最後にアルコール消毒するなどして衛生面に関しては勉強になりました。
また販売の仕事もしましたので、接客マナーや言葉遣い、レジの操作、パック詰め、レジ袋への商品の詰め込みなどたくさんのことを実地で学び良い経験になりましたよ。将来販売関係の仕事に就きたい方は大変役立つバイトです。
まとめ
さまざまなスキルが身につくお惣菜バイト。時給は安めですがそのぶん職場はアットホーム。大学生はもちろん高校生でも働きやすくおすすめですよ。