大規模なイベント(コンサートやスポーツの試合、大規模即売会など)では、かならず会場に看護師が配置されています。
数万人、数十万人規模のイベントでは一度に何人もの方が救護室に運ばれてくることもあり、救急時の対応ができる看護師には向いたバイトです。これからイベントナースに挑戦したい方へ。
イベントナースの仕事内容
狭い会場に数万人規模で人が集まるときは、必ず気分の悪くなる方が出てきます。その方々の看護をするのが主な仕事です。熱中症や試合中のケガ、持病の悪化などさまざまな症例に接することになります。
体温・血圧測定や注射、点滴、救急対応、病院への連絡など素早く適切な医療ケアが必要です。そのため新人ナースではやや対応しにくいのが現実のようです。
イベントナースの給料
イベントナースのバイト給与は、時給約1,000円~2,000円と幅があります。主催者によって支払われるバイト代が変わってくるのです。日給換算すると約8,000円から1万円前後となります。ほかの看護師バイトとくらべてイベントナースの時給が特別高いわけではありません。
また大きなイベントは週末に行われることが多く、仕事は基本的に単発です。安定して稼げる仕事とは言えないようです。
何も起きずにイベントを楽しめる事もある
急に具合の悪くなる観客や選手がいなければ、スポーツイベントやコンサート、お祭りを楽しめることもあります。
急病人やケガ人がいないときは、基本的にイベントナースに仕事はありません。もし何も起きなければ最期までイベントを楽しめることもありますが、稀なケースですね。
季節によって大変さが変わる?
真夏におこなわれる大規模イベントでは、圧倒的に熱中症の患者が救護室に多く運ばれることになります。天候をみて「今日は熱中症の患者が多くなりそうだ」と判断されればあらかじめ氷を救護室に運び、氷のうを作れる準備をおこなうことや、アイソトニック飲料を用意するなどの準備が必要です。
その点、秋や冬におこなわれるイベントでは熱中症の患者は基本的にいません。季節によってイベントナースの大変さが変わるのです。
まとめ
イベントナースのバイトは特別時給や日給が高いわけではなく、季節によって大変さも変わってきます。ただ大規模イベントに参加すると新鮮な気持ちになれますしちょっとしたすき間時間にできるので、お小遣いを稼ぎたい看護師には向いていますね。
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