現在、かなり多くの求人がかかっているものに「仕分け」があります。仕分けとは倉庫や物流センター、郵便局などで荷物を目的に合わせて分別、集荷する作業で高校生でも積極的に採用してもらえる人気のバイトです。
人手不足なのでよほどのことがない限り採用を前提に面接をしているようですね。仕分けバイトについてまとめています。
物流倉庫で仕分け作業
知人が物流倉庫で仕分けバイトを行っていますが、台車の乗せた商品を指示通りの箱にどんどん振り分けていく作業です。箱には指示書が貼り付けられているので、商品を入れたらボールペンで商品名を消し、次の箱に商品を振り分けて商品名を消すという単純作業を延々と繰り返します。
特別なスキルは必要ないため、高校生でも就業可能。時給は約700~800円前後とそれほど高くありませんが、初心者でもすぐに仕事ができるのが大きな魅力です。単純作業だけに集中力や忍耐力が必要です。
郵便局で仕分け作業
郵便局での仕分け作業も募集されていることがあります。通常の郵便物は郵便番号を読み取り、自動的に行先別に振り分けられます。
ところが郵便番号が書かれていない封書やはがきは弾かれるため、それら郵便物は人の手で仕分けをしなければなりません。局留めや後払いの郵便物も機械で自動的に仕分けができないので人の手で分類します。
作業は夜間や深夜に行われることもあり、ほかの方がぐっすり休んでいる時間帯や楽しく晩酌している時間帯に仕分けバイトをする方もいます。翌朝の配達作業に間に合うように仕分けしておかなければならないので、深夜のバイトも求人が出ています。
宅配会社で仕分け作業
大きなトラックで運ばれてきた宅配の荷物は営業所にまとめて降ろされます。その大量の荷物は機械ではなく人の手で仕分けしなければなりません。
営業所にはたくさんの宅配車があり行き先がすべて違います。荷物を行き先別に仕分けるためには、地名を覚えておかなければなりません。
配送車が出発するのは朝の9時前後ですので、その時間までに荷物の仕分けを終えて出発できるように準備するのが宅配会社での仕分け作業です。重い荷物もあるため、仕分けは肉体労働。なかには腰を痛めてしまう方もいるようです。
工場で仕分け作業
工場といっても工場の種類はさまざま。リサイクル工場の仕分けはペットボトルに空き缶などの仕分け作業がメイン。またパン工場では出来上がったパンを出荷先別に仕分けていく作業。家電やカメラの組み立て工場では、組み立てに必要な部品をまとめて部署ごとに配るなどの仕分け作業があります。
どのような工場で行われる仕分けであっても地道で集中力と根気が必要な作業となっており、ちょっとした気のゆるみでミスを連発してしまう可能性もあるので要注意。ただ特殊な資格がなくてもできるため、高校生や大学生のバイトとしては取っつきやすく求人数も多めです。
倉庫で仕分け作業
倉庫での仕分け作業も工場や物流倉庫での仕分けと大きく変わりません。倉庫の場合、商品を保管・出荷する作業があるため倉庫内を走り回ったり、ずっと台車を押し続けるなど体力勝負。倉庫の場合、あまりにも室内が広いため空調が効かず、真冬は寒く真夏は室温が高くなることもあります。
労働環境が過酷である可能性を頭に入れておきましょう。
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まとめ
仕分けバイトは人手不足なので、高校生でも基本的に採用してもらえます。お友達の紹介や推薦などがあると、面接前に採用が決まってしまうこともあります。履歴書を持参して担当者と話をしたら、すぐに物流倉庫で仕事が始まるケースもあって驚きます。