看護師が団体旅行(ツアー)に同行し、参加者の健康管理をおこなうのがツアーナースの業務です。ただツアーナースと言っても一般に広く認知されていませんし、仕事内容はわからないことが多いもの。
ここでは謎に包まれたツアーナースについてまとめています。これからツアーナースとして活躍したい方は、ぜひお読みください。
ツアーナースの仕事内容
ツアー(旅行)に同行し、参加者の健康管理や救急対応、ケガをした場合の応急手当、服薬指導などをおこなうのがツアーナースの仕事です。
またツアーといっても小学生・中学生などの修学旅行や中高年を対象にした海外旅行などその参加者の年齢は幅広く、あらゆる事態を想定して迅速に行動しなければなりません。
ツアー以外にもスポーツ合宿に同行する看護師もいますが、お茶くみや食事の準備など看護師の仕事以外の業務を任されることもあります。
ツアーナースの給料
ツアーナースの給料は、日給換算で約1~1.2万円前後になります。ツアーに同行している間はつねに仕事をしていることになるため、この日給は正直「安い」と感じられるかもしれませんね。
またツアーナースは単発の仕事が多いので、これだけで生計を立てていくのは難しいと思われますが、お小遣い稼ぎには丁度良いかもしれません。
ツアーナースは楽しいって本当?
さまざまなツアーに同行できるツアーナースは、一見すると「楽しそう」に感じられます。けれど旅行の前に参加者のリストをチェックし、アレルギーや持病の有無、日程やイベントの確認、当日の持ち物などの確認があり、旅行中になにかあれば責任はツアーナースが負うことになります。
楽しいだけではつとまらない仕事です。
ツアーナースは色々な人と触れ合える
ツアーナースは旅行中、旅行先でさまざまな方と触れ合える仕事です。好奇心が旺盛で新しい出会いを喜び、看護師としてのスキルを発揮したい方には向いていますね。
逆に内向的で同じ作業を黙々とこなすのが好きな看護師には不向きかもしれません。
まとめ
団体旅行に同行し、参加者の健康管理や応急処置をおこなうツアーナースは「楽しそう」というイメージの強い仕事です。けれどツアー中の参加者の健康はツアーナースにかかっているのでプレッシャーもあり、ある程度のスキルも必要。
ただしルーティン化された仕事が苦手で新しい出会いや刺激を求める看護師は、挑戦する選択もありそうです。
↑ツアーナースの単発バイトは勤務の度に色々な人との出会いがあります↑