春休みのバイトと言えばホテルでのバイトですが、ホテルの中に結婚式場が併設されている場合、結婚式場のバイト（ブライダルスタッフ）も求人が多く学生が働きやすいバイトの一つ。でもブライダルスタッフの仕事ってイマイチ分かりにくいですね。これから結婚式場で働きたい方へ、仕事の内容についてまとめました。
ブライダルスタッフの仕事内容について
ブライダルバイトは結婚式場で会場の準備をしたり（テーブルや椅子を並べる）、食事の配膳や片付けなどをする仕事になります。
結婚式場は通常一つの会館に複数の結婚式場をもっており、結婚式の予約が1日に2つ・3つと重なることも決して珍しくありません。忙しい時期はいろんなホールを回って配膳や片付け、式場の設営、片付けと走り回らなければならないのです。
実際にかなりの体力勝負ですし、結婚式が終わった後に片付けの仕事もあるため、残業が発生してしまうケースも少なくありません。学生の場合であっても、残業で帰りが遅くなってしまう可能性もあります。
仕事のやりがいや辛いところ
人生で何度も結婚できる方はいませんので、結婚式は人生でも忘れられないセレモニーの一つです。とくに喜び事ですので、式の準備をするスタッフも「喜び事に関わっている」気持ちになれるのが嬉しい点。また中には、会場スタッフに対して新郎新婦が「本当にありがとうございました。素敵な結婚式になりました」と感謝することもありお金をもらえる上に感謝されることでやりがいを感じる方も少なくないようです。
辛い点としては体力が必要なところでしょう。忙しい時期になるとスタッフも大忙し。ヒールとスカート姿のまま会場や厨房を走り回り、さらに顧客にしっかりした接客をしなければなりません。体力はもちろん接遇マナーもきちんとみについていないとできない仕事です。
このバイトは時給がいいって本当ですか？
バイトの求人にもよりますが、高いところは時給2,000円を提示するものもあります。平均的な時給をチェックすると1,300円前後となります。体力が必要な仕事なので時給も高めになっています。もちろんこの金額は平均額なので、都内ならもっと高い時給で求人募集しているケースも多いです。
もし1,300円の時給で8時間働けば1日で1万円ちょっと。10日働けば10万円を軽く超えます。学生のバイトとしては、時給は割合良い方ではないでしょうか。
このバイトにコミュニケーション力が必要な理由
結婚式場ではたくさんの方が働いています。同じブライダルスタッフはもちろん、厨房のコックやマネージャー、式場の正社員、ヘアメイクの担当者、花嫁を助けるアテンドなど多くの方がいます。もちろんそこに出席者や新郎新婦が加わるわけですから、かなりの数の方が結婚式場に集まるわけですね。
人が多いと「次にどんな仕事をすればいいのかわからない」「どんな対応をすればいいのかわからない」ときに、素早く連絡を取りあり適切な行動（仕事）がとれるかどうかはコミュニケーション力にかかっています。黙ってうつむいていても仕事はできません。
このバイトで身につくスキルとは？
接客業なので顧客に対する接遇マナーが身につくのはもちろん、配膳のルールや効率の良い片付け、掃除、たくさんのスタッフとのコミュニケーション術などたくさんのスキルが身に付きます。
また立て続けに披露宴が続くときはテーブルのセッティングや配膳などやることは山積み。要領よく仕事をこなさなければ終わりません。体力がつきますし手早く仕事を終わらせるコツも身に付きます。
まとめ
人生でも記憶に残るブライダル。幸せのお手伝いができるのがブライダルスタッフのバイトです。会場の設置や配膳、サービス、片付けなど結婚式に関わる仕事をするのがメインですが、バイトスタッフが披露宴の余興に参加して場を盛り上げることもあります。
幸せのお手伝いをしながらお金がもらえるとあって、人気のバイト。時給もよいので体力の自信のある方はぜひ挑戦してください。
